ラーメン
家系ラーメンのカロリーを徹底解説!カロリーを抑えるポイントも紹介!
2022.07.31
「家系ラーメンってカロリーが高いラーメンじゃない?」
「家系ラーメンのカロリーを抑える方法ってある?」
家系ラーメンは、豚骨や鶏ガラスープに醤油タレを混ぜた豚骨醤油のラーメンです。
麺の量や脂の量を変えられ味付けも濃いため若い男性を中心として人気が高まっています。
しかし、家系ラーメンは、麺や脂の量が多いためカロリーも高く、体重を気にしている方にとってはなかなか手が出づらい料理です。
そうはいっても食べたくなることがあると思います。
本記事では、
- 家系ラーメンのカロリー
- 家系ラーメンでカロリーを抑える方法
を紹介します。
1.家系ラーメンのカロリー
家系ラーメンは1杯(並)800kcal前後です。
やっぱり高カロリーと思う方もいるのでは無いでしょうか。
豚骨醤油や脂の量を後からトッピングできるラーメンなので、他のラーメンより高カロリーになってしまいます。
また、家系ラーメンはこってりな味を特徴にしていることから、お店では白米が無料でついてきたりします。
しかし、白米を一緒に食べてしまうと1食で1000kcalを超える可能性があるため注意して食べなければいけません。
(1)1杯800kcalと高カロリー
家系ラーメンは1杯(並)800kcal前後です。
やっぱり高カロリーと思う方もいるのでは無いでしょうか。
豚骨醤油や脂の量を後からトッピングできるラーメンなので、他のラーメンより高カロリーになってしまいます。
また、家系ラーメンはこってりな味を特徴にしていることから、お店では白米が無料でついてきたりします。
しかし、白米を一緒に食べてしまうと1食で1000kcalを超える可能性があるため注意して食べなければいけません。
(2)具材のカロリー
家系ラーメンは、具材もカロリーの高いものが多いです。
具材のカロリーは麺は1人前約130g〜160g(322kcal〜395kcal)、スープは脂少なめから多めが選べるため約90kcal〜360kcalの差が出てきます。
トッピングにも様々なものがありますが、カロリーで大きな差が出るのはチャーシューです。
バラ肉やもも肉などが使用されており、肉の部位のカロリーの差はもちろんですが注文する枚数でも1枚当たり約20kcalの差がでてくると言われています。
カロリーを抑えたい方は、トッピングを抑えるだけでもカロリーを減らせます。
(3)人気ラーメン店との比較
横浜家系ラーメンと他の人気ラーメン店を比べた表が以下の通りです。
カロリー | |
家系ラーメン こってりラーメン大 | 約800kcal |
天下一品 白玉特製ラーメン | 約1125kcal |
一蘭 味噌ラーメン | 約525kcal |
幸楽苑 天然豚骨ラーメン | 約888kcal |
ラーメン次郎 小ラーメン | 約1400kcal |
参考:家系のカロリーを分析!ダイエット中におすすめ食べ方を紹介!
比較してみると、家系ラーメンは他の人気店と比べても高い部類に入ります。
ここに挙げたラーメンは豚骨ラーメンが多いですが、全体的にとんこつラーメンはカロリーが高い傾向にあります。
これらのラーメンをどうしても食べたいという時は、トッピングを少なくしてみたり麺の量を減らすなどの工夫が必要です。
2.【太る?】家系ラーメンの栄養素
カロリーのことはわかったが、栄養素はどうなっているのでしょうか。
ラーメンは塩分が高いことで有名ですが、タンパク質や脂質・炭水化物はどうなのか見てみましょう。
(1)たんぱく質
ラーメンの主成分は糖質ですが、家系ラーメンは煮卵やチャーシューがトッピングされているものが多いです。
卵1個のタンパク質量は約12g前後、チャーシュー1枚当たり(20g)約2gのタンパク質が含まれています。
また、麺の原材料は小麦粉です。
160gの麺量には約6〜7gのタンパク質が含まれています。
合計すると家系ラーメンでは約20g前後のタンパク質が摂取できることがわかります。
(2)脂質
普通の家系ラーメンの並で脂質は約40gと言われています。
通常の醤油ラーメンは脂質は3〜5gですので、家系ラーメンの脂質がいかに多いかがわかります。
成人男性の1日に必要な脂質量は45〜60gですので、1杯のラーメンで1日分の脂質が取れてしまうほどの量です。
また、家系ラーメンは脂質の量を少なめ~多めに選択可能なこともあり、摂取する脂質の量を自分でコントロールすることもできます。
(3)炭水化物
麺が通常のラーメンより多めに入っているのが家系ラーメンです。
他のラーメンも同様ですが、炭水化物の塊と言えます。
約70g含まれており、1食分の炭水化物量としては十分満たしています。
さらに白米を頼んでしまうと120g前後の炭水化物を摂取してしまうため身体の負担が大きくなってしまいます。
(4)塩分
ラーメンは家系に限らず、どれも塩分量は高めであることは有名です。
スープを最後まで飲み干した場合には約7gの塩分量を摂取してしまいます。
これは、厚生労働省が出している日本人の食事摂取基準である男性1日の塩分量(7.5g)とほぼ同量になっています。
女性に関しては1日の塩分量(6.5g)を超えてしまうほど塩分量は高い数値となっているのです。
3.家系ラーメンでカロリーを抑える方法
家系ラーメンが高カロリー・塩分量が多いことはわかりました。
しかし、ふと思い立ったらどうしても食べたくなるものです。
では、どうすれば家系ラーメンは、身体に負担がかからず美味しく食べることができるのでしょうか。
(1)野菜のトッピングを増やす
満足感を上げるために、野菜を増やすことが重要です。
主に二郎系ラーメンに野菜を多くトッピングしたい時に使われる言葉ですが「野菜マシ」などの言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
野菜を多く摂取することで、噛む回数が増え、麺を少なくしても満足感が得られます。
また、野菜は食物繊維も多く含まれているため糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を防いでくれます。
食べ方も咀嚼量を増やして満足感を上げるために、麺からではなく、野菜から食べるようにすることをおすすめします。
(2)一緒にアルコールを飲まない
家系ラーメンとアルコールは一緒に摂取しないようにしましょう。
脂っこいものとアルコールはよく合うのでつい頼みたくなるのですが、アルコールを体内で分解するには身体の負担が増えてしまいます。
脂質よりアルコールが優先的に分解され、脂肪の蓄積にも繋がります。
そうすると、翌日の胃の不快感にも繋がります。脂質量が多い家系ラーメンを食べる際はアルコールの摂取は控えておきましょう。
(3)ラーメン以外を頼まない
ラーメン以外のサイドメニューはできるだけ控えておきましょう。
具体的には、餃子やライス、チャーハンなどです。
どれも一緒に頼むと美味しいですが、カロリーが跳ね上がってしまいます。
家系ラーメンだけでも高カロリーであるため、他のメニューを頼んでしまうことは高カロリーにカロリーを積み重ねてしまうためおススメできる食べ方とは言えません。
4.家系ラーメンの発祥
ラーメンには色々な種類がありますが、家系ラーメンはいつから存在するのでしょうか。
1974年に神奈川県横浜市で開店した「吉村家」が総本家であり始まりとされています。
そこから弟子や孫弟子が様々な地域で独立したことで広まりをみせ、全国的に有名なラーメンになったと言われています。
現在の「吉村家」は横浜駅の近くに移転して営業をしています。
全国各地に広まりを見せる家系ラーメンは個々のお店で独自の工夫が凝らされており、味の違いや麺の硬さ・脂の量まで様々な楽しみ方ができるので、お気に入りを探してみましょう。
5. 家系ラーメンをお家で楽しむためのレシピ!
本格的な家系ラーメンがお家で作れます。
グツグツと時間をかけて煮ることでより本格的な家系ラーメンに近づいていき、自分好みの味を作り出して美味しく楽しむことができます。
【材料】3人前
- 豚骨 ゲンコツ…1kg
- 豚骨 背ガラ…1.5㎏
- 丸鶏ガラ…1㎏
- 青ネギ…2本
- 生姜…2個
- 玉ねぎ…1個
- ニンニク…1個
- 濃口醤油…80ml
- 塩…大さじ3
- うま味調味料…大さじ1
- 鶏皮…400g
- 豚バラブロック…500g
- つけ麺用 太麺…3玉
- ほうれん草…2束
- 海苔…3枚(お好みで)
【作り方】
【豚骨下処理】
- ゲンコツの臭み抜きに10分程度下茹でしたあと、みずにさらして血をよく洗い流す
- 豚ゲンコツをハンマーで半分に割って水から煮だす
ゲンコツはスープが出るまで時間がかかる。割ることで骨髄を溶けやすくする
- 臭み消しの青ネギ、玉ねぎを入れて2時間ほど強火で煮込む。この時、灰汁は丁寧にすくいお湯がなくなったら追加し続ける
【スープ・背ガラ】
2時間後スープが白濁してきたらよく洗った背ガラと集めにスライスした生姜と半分に切ったニンニクを入れてさらに2時間煮込む
【スープとチャーシュー】
2時間経ったら良く洗って内臓を取り除いた丸鶏ガラを追加して1時間煮込む。加熱可能なタコ糸で縛ったチャーシューも一緒に煮込む。灰汁が出るのでよく取り除く
- 鶏油
鶏皮を焦がさないように潰しながら炒めて、鶏油を取り出しておく。炒めた残りの皮はスープに追加しておく
【かえし】
濃口醤油と塩と倍量の水と煮立たせて、100mlになるまで煮詰める。冷ましたら旨味調味料大さじ1を入れる。
一度水で割って煮立たせることでしょっぱさの角が取れて丸くなる。
- スープと一緒に1時間ほど煮た豚バラ肉をかえしと一緒に15分程煮て味をつける。この時かえしにも豚の旨味が移る。このかえしはしょっぱいので煮込みすぎないようにする。
- チャーシューを冷まして少し固めてからタコ糸をほどき薄切りにしておく
- スープと返しを好みの量で割、鶏油をかけたスープに茹でた太麺を盛り付けて、チャーシューと茹でたほうれん草と海苔をトッピングして完成。
【参考】本格濃厚 横浜家系 豚骨醤油ラーメン レシピ・作り方
recipe.rakuten.co.jp/recipe/1150017481/
6. 家系ラーメン作る際のポイント
どのような料理にも美味しく作るポイントがあります。もちろん家系ラーメンにも美味しく作って食べるポイントは存在します。麺の選び方からトッピングについての特徴もご紹介いたします。
(1)麺の太さは中太麺
麺の太さは、中太麺がおすすめです。
家系ラーメンといえば中太麺のイメージが多いのではないのでしょうか?
今では沢山の家系ラーメンのお店があり、平打麺やちぢれ麺を使用している所もあります。しかし、こってりとしたスープの味に負けないためにも麺には強さが必要です。
中太麺のモチモチとした食感は鶏油の浮いた濃厚なスープと相性が良く、麺の味も損なわずに美味しい一杯を味わうことができます。
(2)ほうれん草と板海苔を乗せる
家系ラーメンには、ほうれん草と板海苔のトッピングがおすすめです。
チャーシューやメンマなどが定番なのでは無いでしょうか。
家系ラーメンは卓上トッピングが豊富でアレンジしやすいのも特徴ですが、ほうれん草と板海苔も家系ならではの特徴ではないでしょうか。
特に板海苔が人気で、ファンでは板海苔を増やすほど相性が良いトッピングであると言えます。
7. 家系ラーメンは工夫次第でカロリーを抑えられる!
本記事では、家系ラーメンのカロリー、他の店との比較、家系ラーメンの歴史など家系ラーメンについて紹介してきました。
横浜家系ラーメンは、自分好みに麺の硬さ・スープの濃さ・油の量を自分好みにアレンジができる食べ物です。
そのため、高カロリーと言われている家系ラーメンも食べ方次第で美味しく食べることができます。
食べ過ぎにはもちろん注意が必要ですが、食欲を我慢せずにストレス無く美味しく食べましょう。