詳細情報
会社名
株式会社はくばく(ハクバク)
郵便番号
409-3843
住所
山梨県 中央市 西花輪4629
こだわり
粉の混ぜ方や延ばし方、乾燥の方法など、麺作りの工程ひとつひとつを工夫しています。必要なところにはたっぷり時間をかけて、乾麺ながら手打ち麺のようなコシの強さと味わいを出しました。 ・真空ミキサーと多めの水で、麺のコシを出す密なグルテンを作ります。 麺の食感を左右するのが、小麦粉に水を加えてこねるとできる“グルテン”。麺に弾力とコシを出すためには、密なグルテンを生成することが必要です。そのためはくばくでは一般的な乾麺よりも水の量を多くし、さらに粉に水がしっかり浸透するようミキサー内を真空状態にして攪拌します。 ・6台のローラーに生地を通し、麺の種類に合わせて延ばします。 生地はプレス機で押してコシを与え、ローラーで縦と横に延ばしてもちもち感を加えます。生地を傷めないように延ばすために行っているのが、6台のローラーを使うこと。6段階に分けて丁寧に少しずつ延ばします。 ・麺が割れないように、温度・湿度・風量が異なる8つの部屋で ゆっくり乾燥させます。 竿にかけた麺は、温度・湿度・風量を少しずつ変えた8つの乾燥室をゆっくりと通過させて乾燥させます。距離にすると約400m、所要時間は最大16時間ほど。短時間で乾燥させると、表面だけが乾いて麺がちぎれてしまう原因に。徐々に湿度や温度を下げて、中心部分までしっかりと乾燥させます。 ・自社で開発した切断機で、 多様なニーズに合わせて麺の長さをカットします。 乾燥した麺は切断機でカット。一般的な麺の長さは20cmですが、小ぶりの鍋を使う家庭が増えたことから、18cmの麺も作っています。離乳食用の短い麺は通常の切断機では切れないため、機械を独自開発して2.5cmの長さに切断。使い勝手の良さを考えて麺の長さも決定しています。 ・高速で束ねる機械を開発して、 たくさんの方に商品をお届けしています。 生地を寝かす時間や乾燥させる時間は、品質に直結するため短縮することはできません。その代わり包装工程などで効率化を進め、必要とされる商品を滞りなくお届けしています。とくに麺を1食分ずつ束ねる高速結束機は、独自に開発。従来の機械よりも3~4倍の速さで束ねることができます。 ・必要なところには惜しまず時間をかけて、品質を保てるところは効率化をして、おいしい麺をお届けしています。